KirariTabi 創刊号
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わ り ごか ま あ停車中のホームで売る弁当そば(600円)も人気。30分前までに電話予約を。出雲そばの2大特徴は「割子」と「釜揚げ」。出雲そばといえばまず「割子」で、3段に重なった丸い器にそばが入っているもの。「釜揚げ」は茹でたそばを直接どんぶりに入れたもので、そばの味や香りがダイレクトに楽しめる。つゆをかけて好みの濃さにして食べるのは両方とも同じだ。①薬味を好みでそばにのせ、つゆ②1段目を食べ終わったら、器に③空の器は一番下に重ねる。④3段目も同じようにして食べ終をかける。つゆは濃厚だから少しずつかけて調整を。残ったつゆを2段目に移し、薬味とつゆを足して食べる。わったとき、器に何も残らないようにするのがツウ。知らないとびっくり割子と釜揚げ割子そばの食べ方昔ながらの味わい挽きぐるみの出雲そば楽しめる十割そば舌触りのよい粗さと食感が昔ながらの駅舎で食べる出雲そば扇屋そばエリアマップaそば雑学110奥出雲ブランドの十割そばが楽しめる店一風庵map C-5仁多郡奥出雲町下横田89-2tel.0854-52-987011時〜15時30分 (無くなり次第終了)木曜、最終水曜定休舌触りの良い粗さと張りのある食感、鼻を抜ける心地よい香りと旨み。そのすべてが揃った一風庵の十割そば。地元の豆腐屋で作られたゆばを使ったゆばそばも人気(写真上)。野趣に富んだ穀物感と旨み、香りが抜群の奥出雲の在来種「横田小そば」。その実を毎朝、石臼で挽いて手打ちするのは、一風庵。1日15食限定の十割のそばは、一度は味わいたい逸品。地元の森田醤油と一緒に作り上げたつゆが、さらに味わい深い出雲そばに。JR木次線の亀嵩駅構内に店を構える「扇屋」。駅舎の管理を委託されていた先代が始めた店は、昭和の造りそのままで懐かしさ満点。ソバの実を皮ごと石臼で挽き、奥出雲の天然水で手打ちするそばはコシが強くもっちりとしていて、まさに出雲そばの味わい。仁多郡奥出雲町郡340tel.0854-57-00349時30分〜17時 火曜定休(祝日の場合は営業)上/それぞれの器に薬味がのった割子そばは3段で810円。色の濃い太めの蕎麦。昭和43年開店の店は、亀嵩駅改札を出た隣にある。そば雑学2

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