KirariTabi 創刊号
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訪れる旅先にそれぞれの物語があるDeepなきらり旅 美味しい料理を食べたい、一歩踏み込んだ世界。歴史を3 編纂された『出雲国風土記』。雲南・奥出雲・飯南には、その書物に登場する神社、温泉、製鉄の地などが今に伝わって神楽もそのひとつ。それぞれの地域に社中があり、地域の郷土芸能として受け継がれて 訪れるスポットの物語を知じ、ディープな旅でスピリチダイナミックな景色を見たい、のんびりと温泉に入りたい…。旅の目的は、いつも人それぞれ。でも、非日常に出会えるのが旅の醍醐味。ここで紹介するのは、雲南・奥出雲・飯南のひも解けば、見えてくる今。 およそ1300年もの昔にいて、長い歳月を経た今も暮らしのなかに溶け込んでいる。たとえば、日本神話を伝えるいる。れば、知る喜びも思い出も深くなる。ゆっくりじっくり、その土地の風や空気を肌で感ュアルな体験を。course撮影/村上 誠22「神楽の夕べ」で観賞 勇壮な出雲神楽map B-5古代鉄歌謡館雲南市大東町中湯石84tel.0854-43-65689時〜17時(受付は〜16時30分) 火曜定休入場料/高校生以上210円、小中学生150円〈神楽の夕べ〉入場料/高校生以上500円、小中学生200円雲南市には勇壮な神楽が伝わり、17社中が舞や演奏を継承している。古代鉄歌謡館では、毎月第2土曜日に「神楽の夕べ」を開催。地元社中の迫力ある舞や演奏を生の舞台で観賞できる。また、たたら製鉄の作業で口ずさむたたら唄、田植唄などを保存・紹介している。泊まって楽しみたい奥深い奥出雲地方

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